アトピー性皮膚炎が慢性化する仕組みがわかったようです。
アレルギーの元になる物質(抗原)が体内にはいると、 ペリオスチンというたんぱく質が大量に作られ、 皮膚組織にくっつき、炎症を引き起こす別のたんぱく質を作り出す。 そのために抗原がなくても炎症を継続、慢性化させていることが判明。 佐賀大、九州大、岐阜薬科大などの研究チームによって発表されました。 今後、このペリオスチンの作用を抑えることができれば、 慢性化したアトピー性皮膚炎への新たな治療薬開発につながるかも? ということです。 アトピー性皮膚炎が慢性化し、重症化した方がカウンセリングにまで、 行き着いてくださることがあります。 その慢性の病と共に生きてきた人生の語りからは壮絶さが伝わってきます。 かつて、臨床人類学の修士論文にご協力頂いたクライエントさんも、、 アトピー性皮膚炎と共に生きる苦しみの中から自分らしい生き方を選択し、 克服されて行ったことを思い出しました。
by jasmine_herb
| 2012-06-12 23:54
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