年末に頂いた著書を今年のはじめに読んでみました。
精神科医熊木徹夫先生が書かれた「君も精神科医にならないか」(2009)。 精神療法のみならず薬物療法についても丁寧に書いておられます。 官能的評価を大切にされ、治療者・患者ともども身体感覚に敏感になること、 そうなることで、面接場面での言葉も生かされ、治癒へと一緒に向かって行く、 そんなイメージを思い描かせて頂きました。 これまでの体験やご苦労などもたくさん語られていました。 そうした積み上げの進行形のなかで治療スタイルを確立してこられ、 なかでも漢方の存在感は先生のなかでも大きいのかなという印象でした。 誰が読んでも分かりやすく、やさしい読みものではないでしょうか。
by jasmine_herb
| 2014-01-04 15:06
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