“いまの時代はいろいろな意味で突き抜ける必要があると思います。
政治も経済も知の世界もいっぱいいっぱいになっています。 重箱の隅をつついても小競りあいを続けても閉塞感は打開されないでしょう” これは2008年5月に出版された姜尚中さんの『悩む力』終章部分です。 2008年5月の出版ですから世界同時不況に突入する前ですが、 これはまさに今の私達の状況そものへのメッセージのようです。 2009年が明けて1月が過ぎ、2月に入ったあたりから、 世界経済も日本経済も、政治も消費も雇用もetc…、 本当に「閉塞感」で一杯!その強い実感を持っているところです。 また「小競りあいを続けても…」という部分には、 身内同士で言い合っている政治家達の姿も重なります。 姜尚中さんは続けて文章の中で書いておられますが、 “悩みつづけて、悩みの果てに突き抜けたら横着になってほしい。 そんな新しい破壊力がないと、いまの日本は変わらないし、 未来も明るくないと思うのです”ここで終わっています。 悩み抜くことに加えて「行動を起こすこと」も実践し、 自分なりの方法で閉塞感を突き抜けたいと考えています。 なるべくたくさんの人にお話しを聞いて行きたいですし、 こういう時こそ、普段しないことなど実践しながら、 端緒を見い出して行きたいものです。
by jasmine_herb
| 2009-02-21 19:01
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