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儀式
映画「おくりびと」について、NHKクローズアップ現代の中で、
文化人類学者の中沢新一さんがコメントされていました。

人は生前には、
自分の心の中の葛藤で相手への思いを感じ取ってしまうけれども、
死者となった相手に対しては、
客観的に相手の心になって感じてみることができるのではないかと。
それによって、
たとえ生前には、決して関係の良くなかった家族に対しても、
この納棺という儀式は、愛を完成させて行くプロセスとなって行く。
そして「儀式」とは、中身のない「形」のようなものであるけれども、
私達は、その形を通して遂行できるものがあるのだとか。

こうした「死」を真正面から扱ったこの映画は、
経済不況の現代において、我々がまさに「向き合って行く」姿勢を
アシストするような流れを作っているのではないかとのことでした。

中沢新一氏は、チベットの死者の書などとりわけ死をテーマに
研究をされていることもあって、とても印象的なコメントでした。
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by jasmine_herb | 2009-02-26 20:35
突き抜ける
“いまの時代はいろいろな意味で突き抜ける必要があると思います。
政治も経済も知の世界もいっぱいいっぱいになっています。
重箱の隅をつついても小競りあいを続けても閉塞感は打開されないでしょう”
これは2008年5月に出版された姜尚中さんの『悩む力』終章部分です。

2008年5月の出版ですから世界同時不況に突入する前ですが、
これはまさに今の私達の状況そものへのメッセージのようです。
2009年が明けて1月が過ぎ、2月に入ったあたりから、
世界経済も日本経済も、政治も消費も雇用もetc…、
本当に「閉塞感」で一杯!その強い実感を持っているところです。
また「小競りあいを続けても…」という部分には、
身内同士で言い合っている政治家達の姿も重なります。

姜尚中さんは続けて文章の中で書いておられますが、
“悩みつづけて、悩みの果てに突き抜けたら横着になってほしい。
そんな新しい破壊力がないと、いまの日本は変わらないし、
未来も明るくないと思うのです”ここで終わっています。

悩み抜くことに加えて「行動を起こすこと」も実践し、
自分なりの方法で閉塞感を突き抜けたいと考えています。
なるべくたくさんの人にお話しを聞いて行きたいですし、
こういう時こそ、普段しないことなど実践しながら、
端緒を見い出して行きたいものです。
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by jasmine_herb | 2009-02-21 19:01

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ストレスからくる心と身体の不調について、臨床心理士になって学ばせて頂いたことや日常の話題など書いてみたいと思います。悩みごとを抱えておられる方へのメッセージになれば嬉しいです。
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