『脳ストレスが消える生き方』精神科医で東邦大学医学部教授、
有田秀穂氏の著書を読みました。 全体の内容が脳内物質;ドーパミンとセロトニンについて書かれ、 それぞれの作用、人が生きるスタンスへの影響について説明されています。 かつての日本人、成功や報酬を求め必死でがんばって目標達成する、 その際にドーパミンが分泌されて気持ちよくなる・・・、そんなイメージです。 しかし今の日本人に求められているのは、セロトニン的生き方、、、 つまり人と繋がることの歓びの中に自己存在を確認し、争うことよりも リラックスしてゆったり生きることが心身の健康を促す、そんなお話です。 中年期を過ぎた人にはお勧めですね。一方、若い世代にはこれだけでは??と 思いますが、震災後のACの宣伝ではないけれど、若者がお年寄りに声掛けし、 席を譲る、鞄を持ってあげる、手を引いてあげるなど、そうした側面は、 お互いのセロトニン分泌を促し、良いことだと思います。 セロトニンは、人との関わりだけでなく、太陽の光を浴びる、 早起きをして散歩するなどにより分泌が促されるとのことです。 個人的には、この本を読んでから実践していることがあります。 携帯電話を枕元に置いて目覚ましとして使っている人は結構多いですね、、、 私もそうでしたが、脳への電磁波の悪影響について書かれていたので、 最近は離れたところに置いています!?
by jasmine_herb
| 2011-11-02 07:55
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