講演を聴きました。名古屋市中区丸の内三丁目に本社のある中北薬品さん。
中北智久会長の「老舗企業から学ぶ企業経営手法について」でした。 薬学部卒業後、早稲田大学大学院で経営を学ばれたそうですが、 北沢新次郎教授、経済原論講義での「遅刻」について話されました。 授業に遅刻すると「出席にしてやるから帰れ」と言われたのだそうです。 9時始業の授業だとしたら、たとえて言えば「9時の電車に乗るとして、 今どこに居ると思うのか?」と教授に聞かれ、その意味を問うと教授は、 「9時に改札に居るのか?プラットホームに居るのか?電車の中に居るのか?」 「電車なら9時に乗っていなければ置いてかれてしまう。教室は動かないが、 それと同じことなのだから、帰れ!!」と仰っられたそうです。 よほどインパクトがあったのでしょう、今でも中北会長は遅刻してきた社員に、 同じことを言うのだそうです。 私自身、いつもギリギリの行動が多くて時には遅刻気味になりやすいことを、 反省しつつ治したいと思いながら、なかなか改善できずにおりました。 しかし、このエピソードを聞き、余裕を持って行動できる人になりたいと、 意識をあらたにした次第でした。努力目標は、出かける前にあれもこれも、、 やりたくなる性分をやめることが、きっと解決につながるのでは?と考えます。
by jasmine_herb
| 2012-08-29 23:55
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