メジャーリーグへの挑戦、日本人として、
パイオニア的存在であった野茂投手が引退されたそうですね。 野茂投手の印象的なコメントがありました。 1)「リタイヤすることにした。自分の中ではまだまだやりたい気持ちが強いが、自分の気持ちだけで中途半端にしていても周りに迷惑をかけるだけだと思った」 ※自分自身の本音を語りつつも、周囲とのバランスも考えた思いが感じられ、さすが! 2)「引退する時に悔いのない野球人生だったという人もいるが、僕の場合は悔いが残る」 ※これは名ゼリフ! 「悔いが残る」というのは一般的にはネガティヴな表現とされているかもしれませんが、今回の野茂投手の「悔いが残る」というフレーズには、言い表しようのない深みと未だ燃え尽きていない野球への情熱が感じられ、次に続く得体の知れない何か凄いものの発露を感じてしまいます(何言ってるのか、自分でもよく分からないですけど)。 最近、桑田投手の引退コメントにも、人としての大変な深みを感じましたし、 桑田投手の時も今回の野茂投手にも、 同世代の清原選手が必ずコメントをされますが、それもいつも感動的です。 職業を通して人は作られると私は思っていますが、 彼らは野球選手として、一般人とはかけ離れた、 野球の才能とセンスと情熱を兼ね備えた資質を生かしてきて、 40歳という年齢を迎え、 野球とともに生きてきた人生そのものから絞り出される言葉、 心に響かないわけないですね。また静かに感動してしまいました〜。
by jasmine_herb
| 2008-07-19 08:03
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